Music Studies
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- tomo
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- 2014-02-02 22:28:00+09:00
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過去の習作や没作等を含め、自作作品をまとめて掲載。 最新の更新は2014年。
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- tomo
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- 2003-02-11 08:47:00+09:00
作曲
サブちゃん オリジナル
1988年頃の作。 オリジナルは紛失したものと思っていたがSMFが見つかった。
素っ頓狂なメロディだが、これは無理矢理に演歌調とYMO的なポップスとの融合を謀ったため。 YMO的な路線の痕跡か、この曲のAパートのコード進行は「春咲小紅」Aパートのそれに非常に近い。 制作当時はこの事実に全く気づかず、後になって気づいて狼狽したものだ。 作曲時には北島 三郎氏の声を想定したのだが、周囲にコブシの利く歌い手もおらず、そのまま忘却の彼方へ…。
A、B、サビのいずれもメロディが1拍目の頭から入るのは意図的で、童謡の様な譜割にしたかったことと、無伴奏でメロディだけ聴いたときに調子がわかるように作る訓練として制約を設けて習作したのだった。
当時はKawai Q-80に打ち込んでKawai K1とRoland MKS-7で鳴らしたが、その音声データは手元に残っていない。
サブちゃん
1988年頃の作を2003年にリアレンジした作品。 リアレンジ時点では上記オリジナルを紛失しており、全て記憶だけを頼りに再構築した。 後日見つかったオリジナルと比較してどうか?
リズムについては当時よりシンプルにしたかったので、2003年時点の嗜好で組み直した。 また、当時はなかったピアノパートを追加、Bパートの琴は当時は他者が入れてくれたが和風コントみたいなので没とし、この度考案し直した。 2003年の制作環境はホストがNuendoで、ピアノはSteinberg / The Grand、白玉はNative Instrument / FM7、時たま出てくるストリングスはRoland / Orchestral、打楽器系は全てSteinberg / HALionでサンプル波形は自分で叩いたドラムセットとRoland TR-66から録音した音、メロディはDaichi / Synth1、お琴風音色はよりにもよってUniversal Sound Module。2010年に音色のみ再度差し替え。 制作環境はホストがSteinberg / Cubase 5.5で、ピアノはModatt / Pianoteq Pro 3.6、オルガン音色はVirsyn / Cube 2、お琴風音色と時たま出てくるストリングスはSteinberg / Halion One、ドラムセットはRhodes Primer / Drum Primer、他の打楽器はSteinberg / Halion One、メロディはSteinberg / Monologue。
沖縄ファード
1988年頃のサブちゃんと同時期の作。 未だオリジナルは紛失したままで、全て記憶だけを頼りに再構築した。
当初、エジプトの
この曲もオリジナルはKawai Q-80に打ち込んでKawai K1とRoland MKS-7で鳴らしたが、データが手元に残っていないので記憶を元に復元した。
Sun Set Bazar
サブちゃん等と同時期の作。 オリジナルが残っていた。
この牧歌的な曲想は何の影響だろうか? 全く覚え無し。 Van Dyke ParksのJump!に多少感化された点はあるかも知れず。
ガムラソ
サブちゃんと等と同時期の作。 オリジナルが残っていた。
ガムラン的なシーケンス付きの曲という事で作った記憶があるが、曲調は全く無関係。 Bパートのペダルベースと下降するコード、メロディの組み合わせが気に入っている。
オリジナルデータをNuendoに移して今回のオーディオデータにした。
Modern
1991年2月の作。 ムード歌謡を4ビートのスィングで…という狙いだった記憶があるが、どう聴いてもリズムはブギウギ。
実のところこの習作の狙いはハーモニー・プログレッションにあり、当時好きだった若干非機能的なテンションを含んだ和声を聴感上ではあたかも極く普通のビバップ風の代理に次ぐ代理の末のように聴かせられないものか?という実験目的で、4声の和声とウォーキングのベースラインのみの形で一端完成させた後に、メロディや装飾を追加して形にしたもの。 なので本当の完成形はメロディ等を省いた状態である。
本作はRoland MC-300上のSuperMRCで作成した当時のデータをSMF形式を介してNuendoに取り込み、全てVSTiの演奏で再現した。
Techno Harmony
1992年にRoland MC-300上のSuperMRCで作成した当時のデータをこの度Steinberg / Cubase 5.5上で音色差し替え実施。 ピアノはModatt / Pianoteq Pro 3.6、打楽器系はCamel Audio / Alchemyにg200kg / Freqatic 0.4とRhodes Primer / Drum Primerを組み合わせ、他は概ねVirsyn / Cube 2。
元々この曲はピアノ独奏の小曲としてある程度作曲した後に、そんな曲が演奏されたり聴かれたりする機会は先ず無いのだろうと気づいて後付けで打楽器パートを足してポップス風にしてみたという流れ。 テクノ云々というのも言葉だけの後付けで、特にアレンジ中にそういう観念があったわけではない。
Rose On Veranda
おそらく1992–1993年に、Willie Colónのアルバム「Solo」の1曲「 Nueva York」へのオマージュも込めて作ってみたのに全然サルサにならなかった曲。 和声進行がボサノバっぽく聴こえる。 何気に間奏が愉快な○○エさん一家…。 ( ;´Д`)
この頃にようやく、どこに転調するだの戻って来れるかだの一切計画を企てることなしに思うまま動き回れるようになったのと同時に、音がぶつからない様に綺麗にまとめようという意思がほぼ完全に消失してしまうことになる。
本作もRoland MC-300上のSuperMRCで作成した当時のデータをSMF形式を介してNuendoに取り込み、全てVSTiの演奏で再現した。
因みに、曲名は元々は「主婦の微笑み」。
Warp Elegance
多分、1993年くらいの作。 Warp Records的なものに割と優雅な和声をくっつけようという、ただそれだけのものだが、最近引越しの折にDATを発見。 この度、若干のRe-Mixingを施した上で、極く短いダイジェストとして公開。
1993年頃の作。 今にして思えば、Tricky Discoの頃のWarp Recordsへの憧れを表現したにしては、リズムが大人し過ぎる。
元々はEnsoniq TS-12の内蔵シーケンサとKorg DDD-1を同期させて各々の内蔵シーケンサに打ち込み、さらにDDD-1からのトリガ出力でRoland TR-66を無理矢理に同期させてリアルタイムミックスしたもの。 しかもマスターはVHSのHi-Fi音声トラック。 (DATへのトランスファーは後年。) 他の音源は、Kawai K4r、Kawai GMega、Casio VZ-8M、ドラムにはKorg S3も使用したが、この機種は未だ手元にある。
今回のRe-Mixing時に、残存していたSMFファイルを使って白玉和音とベースラインにSoftware Synthesize Synth1、Kawai K5000R、Native Instruments FM7を薄く重ねて音色補強した。
編曲
Yo Te Quiero Steel
DJ Kicomixのリミックスコンテスト 第1回題材の「yo te quiero」をモチーフに編曲した作品。
Gato Chanko
著作権法上問題が無い様、肝心のアカペラ素材を削除して私が作った伴奏のみにした版を公開。
DJ Kicomixのリミックスコンテスト 第1回題材の「
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- tomo
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- 2003-12-23 20:41:22+09:00
2003年公開分追記
作曲
2003年お年賀楽曲
2002年末の作。 本サイトの2003年元旦Flash用の曲。
Melancholic G
2003年の作。 DJ Kicomixのリミックスコンテスト 第1.5回題材の題材の「舞台演劇の台詞の断片」をメロディのモチーフとして作曲した作品。
1さんマイラヴ (8頭身のテーマ)
2003年の作。 歌詞などはまとめて別リソースに。
編曲
Kohadesa IMO-delic
DJ Kicomixのリミックスコンテスト 第2回題材の沖縄民謡「こはでさ節」を編曲した作品。
Kohadesa Astral
DJ Kicomixのリミックスコンテスト 第2回題材の沖縄民謡「こはでさ節」を編曲した作品。
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- tomo
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- 2004-12-30 00:56:35+09:00
2004年公開分追記
作曲
2003年お年賀楽曲
2003年末の作。 本サイトの2004年元旦用の曲。
編曲
Moonligt World
DJ Kicomixのリミックスコンテスト 第2.5回題材のMoonlightを編曲した作品。
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- tomo
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- 2013-01-01 12:07:00+09:00
2014年1月公開分追記
作曲
2003年のゴースト楽曲
もう時効と思うが10年ちょっと前にゴーストの手伝いでそのゴーストをやったときの曲。 ある歌姫用の曲でゴーストライターのコンペがあって、それは出来レース的に選ばれる人は決まった様なものではあるけれど顔を繋ぐためにノミネートはしておきたい…というような背景があるらしく、その為のゴーストの孫請けみたいな話。 でもその孫請けでもコンペがあるので、とりあえずそのコンペだけは通過できるかやってみようということで作った曲。
余計なアレンジはしないで、しかしコードやリズムなど基本的なことは全部わかる形に、そしてメロディラインはピアノ音色で、と色々レギュレーションもあり、依頼文を読んだのが締切30分前だったので全パートの演奏からMP3エンコードまでその時間で間に合うようにシンプルな曲にした。孫としてのコンペは通ったが…これってそもそも歌姫のカラーに全然合わない。 なんか周回遅れの小室系みたいな…。
このヴァージョンはその時のMIDIデータに対し音色を差し替えたのとストリングスセクションとTR-808 Cowbell音色を加えた。
1988年の習作
PCのデータ整理していたらMIDIデータが発掘された。 20歳に作った曲でサブちゃん オリジナルと同時期の曲。 多分生涯で4~5曲目位の習作だが、当時一応イントロからエンディングまで全部作って歌詞も付いていた。 そこからAメロ部のみ抜粋。 AmのことをC on Aとか書いちゃう位にコードネームもチンプンカンプンで五線譜も使わずKawai Q-80に手弾きで足していった割には弦楽のアレンジがまともかな。
尚、Chibaは千葉だが「チャイバ」と読ませるアイディアが作詞サイドからあって、曲が中華風なのはその要求に合わせるため。
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- tomo
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- 2013-02-02 22:28:00+09:00
2014年2月公開分追記
作曲
1991年の曲
たまにまとまった自分の時間がとれるとソングライティングと過去曲データ掘り起こしをやるのだが、これも掘り起こされた過去データの1つ。 時期的にはたぶん Kawai Q80に手弾きして作ったデータだが、自分には珍しく割とまともにピアノパートを弾いている。 ベースは如何にも自分が弾きそうなフレーズをわざわざ打ち込みで再現している一方でリズムギターに相当するパートが特に見当たらず、ミニマル風のパートが何故マリンバなのかも今となっては不明(だけどトラック名がそうなってた)。
おそらく、フュージョン系ピアニストの―早い話ボブ・ジェームスとか―のアルバムで最後の曲にゆったり爽やか爽快な曲が入っていたりするあのイメージとニューエイジミュージックのイメージを結合させたかったんだろうと思う。 どちらも特に好きなジャンルじゃないのだが。 自分はプレイヤー志向、実演家志向ではなくてソングライティング志向なのだとはっきり自覚して照準を合わせ始めた時期なので、とにかく作風、ジャンルの幅を広げようと試行錯誤して、その中の1つ。